みなさんこんにちは!
RONです。
今回は12月29日放送予定の「ありえへん∞世界」に全米史上最悪の事件とも言われたゴールデンステイト連続殺人事件(黄金州殺人事件)が特集で放映されますので・・・
その連続殺人事件の犯人であるジョセフジェームズディアンジェロの生い立ちや殺害の動機について、また事件内容や判決に関してなどを一挙公開していきたいと思います。
目次
ゴールデンステイトキラー(黄金州の殺人鬼)の概要について
まずはゴールデンステイトキラー(黄金州の殺人鬼)とは何か??から概要の説明をしていきたいと思います。
1970年代から同一犯により、約13人を殺害し、50人以上の強姦や100件以上の強盗をした「ゴールデンステイトキラー」による事件が起きていましたが、実は40年以上経った2018年に漸く犯人が逮捕されて解決された事件だったのです。
その犯人の名がジョセフジェームズディアンジェロという人物でした。↓
【NHKニュース】
『アメリカ “黄金州の殺人鬼”元警察官に終身刑 13件の殺人など』
アメリカ・カリフォルニア州の裁判所は殺人や性的暴行を繰り返したとして「黄金州の殺人鬼」と呼ばれ、殺人などの罪に問われた元警察官の男に21日、終身刑を言い渡しました。https://t.co/mtsWHn8qjn pic.twitter.com/7eog6N4GvN— ペンライト🇯🇵@がんばろう日本 (@penlight777) August 22, 2020
ゴールデンステイトキラーの犯行はいつ頃!?犯行内容は!?
ゴールデンステイトキラーの犯行は1974年〜1986年に渡るものでした。
当初の犯行としては一人で暮らしている女性の家への住居侵入が中心であり、女性の下着をばら撒き盗んだり、家の中をくまなく調べて破壊するなど荒らしの行為を繰り返しておりました。
また、盗んだ物の大半が硬貨といった比較的価値の低いものばかりであり、大金の入った銀行通帳などの高価値のあるものには手をつけられておりませんでした。
ところが、犯行は段々とエスカレートし、ついには夫婦やカップルが住む家も狙い始め、強姦や殺人などにも手を染め始める様になったのです。
最初はそれぞれ同一犯の犯行と考えられていなかった!?
1974年にヴァイセイリア地区で、1976年にはサクラメント地区で、1979年以降はサンタバーバラ地区とそれぞれカリフォルニア州を中心に犯行を行っておりましたが、これも当初は同一犯によるものではなくバラバラの犯人によるものと考えられておりました。
マスコミはこれらの事件についてそれぞれ「ヴァイセリアの略奪者」「イーストエリアの強姦魔」「オリジナルナイトストーカー」などと公表しておりました。
これに対し犯人はマスコミ宛に
「俺がイーストサイドの強姦魔である」
「俺を捕まえることは出来ない」
「殺してやる」
といった文書を送ったり、時には電話もかけていたりしました。
こうした殺人鬼に世間では大騒ぎとなり、警察も犯人逮捕に全力を注ぎ込みました。
当初のゴールデンステイトキラーの犯人像は!?8,000人の容疑者も特定まではいかず!?
被害者からの証言で
・白人男性
・178cm
・スレンダーであるが筋肉質
・血液型はA型
といった身体的な特徴が明らかになりました。
これらの特徴を元に警察は犯人の似顔絵もスケッチしておりました。
こちらがその中の犯人像のスケッチの一つとなります。↓
米「黄金州の殺人鬼」40年越しの逮捕 72歳の元警官https://t.co/zI310WJV3l pic.twitter.com/iFgqeTypMg
— LINE NEWS (@news_line_me) April 26, 2018
いずれのスケッチからも共通して言えることはどれも端正な顔をした白人男性だったそうです。
結果として、これまで8,000人の容疑者が絞り込まれましたが、残念ながら犯人の特定にまで至りませんでした。
また、犯人であるジョセフジェームズディアンジェロはこの8,000人の容疑者の中に含まれていなかったのだそうです。
捜査解決の糸口が見える!?DNA捜査が鍵!?
しかし、事件から15年程経過した2001年に先述の1974年、1976年、1979年以降の事件がDNA捜査によって「同一犯の犯行である」ことが明らかになったのです。
このDNA捜査の立証を機に、有罪判決を受けた被告人のDNAをデータベース化することで、未解決事件を解決に導く大きな判断材料にもなりました。
そして、FBIは2016年に犯人逮捕の為、多額の懸賞金をかけることを発表しました。
その額は5万ドルで、日本円で約480万円程だそうです。
こうして犯人逮捕に向けて、更に全力で取り組む姿勢を露わにしました。
犯人のジョセフジェームズディアンジェロが逮捕!?決め手はDNA!?その後の判決は!?
そしてついにゴールデンステイトキラーに懸賞金が掛けられてから2年経過した2018年4月24日に犯人とされるジョセフジェームズディアンジェロが逮捕されました。
アメリカ “黄金州の殺人鬼”元警察官に終身刑 13件の殺人など | NHK:2020年8月22日 21時41分
アメリカ・カリフォルニア州の裁判所は殺人や性的暴行を繰り返したとして「黄金州の殺人鬼」と呼ばれ、殺人などの罪に問われた元警察官の男に21日、終身刑を言い渡しました。https://t.co/XpVvl44t7E pic.twitter.com/iyCHyqQc02— オリオンの風 (@orion1223star) August 22, 2020
逮捕当時72歳となっていたジョセフジェームズディアンジェロですが、元警察官の経歴を持ち、軍人やトラック整備士も経験のある人物だったそうです。
レイプキットに残された犯人の精液が犯人逮捕の決め手となった様です。
一級殺人罪として起訴され、最終的には仮釈放無しの終身刑が言い渡されました。
実に逮捕されるまでに40年以上を費やした事件となりましたが、DNAや科学技術の進歩によって逮捕となった事件とも言えます。
ジョセフジェームズディアンジェロの生い立ちや経歴は!?
ジョセフジェームズディアンジェロは1945年11月8日に生まれました。
彼には姉と妹、弟がいましたが、9歳か10歳の時に7歳の妹がドイツ空軍の倉庫内で軍人に強姦されている現場を目撃してしまいます。
彼は妹を助けなければという気持ちがありながらも、何も出来なかったそうです。
これが彼にとって、ショッキングな出来事だった様です。
幼少期の深い傷を残したまま、1959年にランチョコードヴァのミルズ中学に入学し、1961年にはサクラメントの高校に入学をします。
ジョセフジェームズディアンジェロは1961年9月に海軍に入隊。
その後、ベトナム戦争へ従軍しましたが、その戦争は過酷なものだった様で、心身にも多くの障害や病気が残った人も多いと思われます。
この様な戦争が起こる最中、アメリカでは殺人や強姦、窃盗などが相次いで発生しており、こうしたベトナム戦争が彼の犯罪に大きな影響を与えた可能性が高いとも言われています。
その後彼は1973年に警察官となり、1976年には出世をすることになりましたが、万引きの不祥事により、同年10月には解雇されてしまいます。
1990年からは流通センターのトラック整備士として働いており、27年後の2017年に退職となりました。
隣人の噂によれば、犬の泣き声のトラブルで彼は隣人の留守番電話に「ぶっ殺してやる」と脅しをかけたり、大声で冒涜的な言葉を吐いていたそうです。
ジョセフジェームズディアンジェロの犯行に至った動機は!?
ジョセフジェームズディアンジェロの犯行動機ですが、妹の強姦を目撃してしまった過去と父親の虐待が大きい様です。
また、妹を強姦したことがドイツ軍人だったことから、軍人に対する怒りがあり、その表れとして犯行当時も軍服を着ていたことが被害者の証言で明らかになりました。
これらの出来事がきっかけで、ジョセフジェームズディアンジェロは人間性が大きく歪んでしまい、猟奇的な犯行に至ってしまったと言われています。
まとめ
以上がゴールデンステイトキラーに関する情報となります。
40年以上経過して解決となった事件ですが、科学の進歩がなければ解決しなかった事件だったのではないかと感じております。
それだけに、科学の進歩は改めてすごいと実感出来ますね・・・
12月28日は年末で仕事もお休みの人も多いかと思いますので、ぜひテレビをチェックしてくださいね!
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