2022年4月30日、元プロ野球選手小野剛さんの息子である小野勝利くんが横浜高校の村田浩明監督にイジメを受けていたことを告発され、退部したことを明らかにしました。
村田浩明氏は選手から評判が良い監督でである一方で、お節介やき」とみられる内容が発見され、これが小野勝利くんにとって「イジメ」と受け取られてしまった可能性が浮上しました。
小野勝利横浜高校退部の暴露内容
『次男が横浜高校を退部しました。
多方面から連絡を受けるので、その説明が大変なので…笑笑
ご報告です。
理由は監督による暴言とイジメです。
厳しい指導を通り越した、陰湿な内容に次男だけでなく、チームメイトの本田凌太君も退学しました。
特に本田凌太君は、病院でも診断を受けるほど憔悴しきり、野球を辞めるというまでに追い込まれておりました。
(今は野球を続けると頑張っております。)
その他にも、数名やられており病んでる選手も多いです。
横浜高校教頭にも起きていることの報告を挙げましたが、何も反応はありませんでした。
学校も守るものがあるので、当然だとは思っております。
ただ厳しい指導に耐えられなかっただけだろと言われればそうなのかも知れませんが、色々な学年の親から「息子さんヤバくないですか?大丈夫ですか?」と連絡をいただきました。
本人には僕には一切いいませんでしたが、他のスタッフに確認を取ると「何も出来ず申し訳ありません」と認めたので、決断しました。』
『教頭と話したときに、「それが横浜高校の野球指導」のようなことを話しておりました。
だから強いということもあることは間違いないと思います。
実際に横浜高校の野球は(野球はです)間違いなく素晴らしい指導です。
なので、そこは否定せずに、こちらが去ろうと決めました。
どちらにしても、高校野球界も変わってきており、高校自体もどんどん変わってきております。
この春、選抜に躍進した浦和学院高校などは、監督がお父さんから息子さんへ、代わりガラッと変わった高校の一つだと思います。
野球界も変わる時期にきているのではと思います。
次の目標は3年間で2校で甲子園に行った方はあまりいないと思うので、それを目標に頑張らせたいと思います。
本人にいたっては前向きなので…
横浜高校の先輩方や仲間には物凄く良くしていただき、本当に感謝です。
最後の最後は仲間が好きで悩んでましたので。
横浜高校へ行ったことは必ず人生のプラスになると思います。
その点は横浜高校に感謝です。
転校先で甲子園で横浜高校と対戦出来たら最高です。』
小野勝利顔画像
村田浩明監督顔画像
小野勝利横浜高校退部の真相「村田監督の指導が嫌味に感じてた」
小野勝利くんは父親の小野剛さんによって、野球部の監督に陰湿なイジメを受けていたと暴露されました。
小野勝利くんのツイッターからも、「2度と陰湿なイジメはしないで欲しい」という内容が語られており、一見すると酷いイジメを受けていた様子が窺えます。
『横浜高校を退学しました。
転校先でも野球は続ける予定です。
自分達以外の部員には同じ思いをしてほしくないですし、監督に関しては2度と陰湿なイジメなんてしないでほしいです。』
しかし、村田浩明監督の指導について、横浜高校の野球部員らしき人物が「人によっては厳しく聞こえる」ことを語っていました。
「村田監督が炎上しまくってる…
あの人言葉厳しいけどめっちゃいい監督だからね。」
「多分村田監督は人によっては嫌う人もいるよ。指導だからこうしろああしろ言うのは当たり前だけど、それにムカつく人も確かにいるんだよな」
村田監督に対して「言葉は厳しいけどいい監督」「好き嫌いの差が分かれる」と書かれておりました。
実際に村田浩明監督はかなり熱い人物と見られ、喝を入れる為に、横浜高校より格下の白山高校と比べて厳しく接するシーンもみられました。
『横浜高でも「泥臭く、キビキビと、元気良く」の3項目を提示。そして「全力疾走」を口酸っぱく指導した。だが、一度、緩んだ雰囲気を戻すのは大変だった。村田監督は部員の奮起を促すため、こんな叱咤まで飛ばしている。
「甲子園を目指す『思い』は、白山高校の子たちのほうが上だったぞ!」
横浜高には毎年、全国からグレーのユニフォームにあこがれた有力選手が入学してくる。部員からすれば、最も聞きたくない言葉だったに違いない。潜在能力と結束力、そして徹底力が身につけば「負けない野球」が実践できるのは明らかだった。 』
(週刊ベースボールオンライン『横浜高校は変わった」3年ぶりの甲子園、村田浩明監督が徹底させた「誰でもできることをやる」』より抜粋)
村田浩明監督は横浜高校の野球部に「悔しさ」を覚えさせる為、意地悪ともとられる内容で語っておりました。
小野勝利くんのツイッターからは「村田監督に指導を押し付けられた」ことに不満を抱えている様子も見られます。
『それぞれに合った指導をすべきだと思う。
バッティングもコンパクトなスイング、フルスイングどっちがいいかなんて人それぞれだから選手の強みを消すのは良くないと思う。』
小野勝利くんは村田監督の指導方法に関して不満を持っていることが明かされておりますが、この村田監督の指導がまさに陰湿な嫌味と感じたのでしょう。
小野勝利は自信満々な選手「指導が煩わしく感じた」
ところで、小野勝利くんは過去にスーパー中学生として特集されている様子が発見されました。
【YouTube更新】
身長180センチ、体重86キロ、足のサイズは29センチ。
推定130メートル弾を放ったパワー自慢は、なんと15歳😲‼️
“スーパー中学生”の #小野勝利 内野手
今夏の甲子園スター候補の可能性も…。今から予習しておいて損はなさそうです。
本編はこちらから👇https://t.co/iAcjBBkaf6 pic.twitter.com/46mgTKyzLa
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) January 24, 2021
『【YouTube更新】
身長180センチ、体重86キロ、足のサイズは29センチ。
推定130メートル弾を放ったパワー自慢は、なんと15歳😲‼️
“スーパー中学生”の #小野勝利 内野手
今夏の甲子園スター候補の可能性も…。今から予習しておいて損はなさそうです。』
小野勝利くんは動画内でも「日本の四番になる」「日本を背負うようなバッターになりたい」と自信満々な意気込みで語っています。
小野勝利くんの様に自信満々な人の特徴として「自己主張が強く自分の意見を曲げない」と書かれておりました。
『自信家の中には「自分が一番」と思っている人も多く、自己主張が激しめです。
嫉妬しやすく、他人の発言をさえぎってまで自分の話をしたり、自分の意見を曲げなかったりと悪目立ちすることもあるでしょう。』
小野勝利くんは「スーパー中学生」ともてはやされて、自信満々な様子は明らかです。
村田浩明監督は叱咤激励を浴びせる監督。
小野勝利くんにとって、村田監督の厳しくも過干渉する指導は「イジメ」と捉えられてしまったのでしょう。
小野勝利横浜高校退部の真相が判明「村田浩明監督のお節介が理由」
村田監督について、「お節介」ともみられる内容が書かれておりました。
「村田監督は普段優しいけど、厳しい時は今にも手が出そうな勢いでゲキ飛ばしてたな…
お節介だなって思ったけど、そのおかげでバッティングセンスが身についたし、おれは感謝してるけどな」
この内容も村田監督の教え子と見られる内容であり、「今にも手が出そうな勢いのゲキ」や「お節介やき」とも受け取れる内容とみてとれます。
実際に「怒ったら怖い」と語る野球部員の証言もありました。
村田監督のフェイスブックにも「体罰すんなよ」といったコメントも書かれております。
『体罰すんなよ(笑)』
『絶対ないない!』
体罰は前監督の平田氏の時に大問題にも繋がったので、そうそう起こせません。
この村田浩明監督の言葉に嘘偽りはないでしょう。
しかし、人によっては「体罰」と誤解される程であり、今にも手が出そうな勢いで接する様子は本当なのでしょう。
村田浩明監督はお節介やきだった「厳しい指導がイジメに受け取られた」
村田監督は過去に白山高校時代の教え子からも「辞めようと思っていたけど、村田監督が引き止めてくれた」と語っていた様子が見られました。
当時の白山は、ベスト8に入った時のチームや横浜の選手たちのように意欲、向上心に満ち溢れた選手ばかりではない。厳しい神奈川を勝ち抜くには、私生活、練習においても厳しくなるものだが、ルールや、そういった厳しい雰囲気に適応できず、部を辞めてしまう選手もいた。森田も辞めたいと思っていた選手の1人だった。「でも辞めさせてくれなかったんですよね。ある時、村田先生に反発したこともあります。だけど、今となって本当に辞めなくて良かったと思います」
村田監督は森田のことを中心選手として欠かせない存在と見ており、さらに高校を卒業しても活躍できる素質を持った選手として高く評価していた。もちろん生活面などで未熟なところはあったが、それでもドロップアウトさせてはならない選手と見ていた。』
(高校野球ドットコム『第1362回 「横浜が甲子園に出ても驚きはありません」白山高時代の教え子・森田球斗が村田浩明監督の凄さを語る』より抜粋)
村田監督は「お節介やき」な人物であり、厳しく接するのも見込みのある選手故ということがよく分かる内容です。
しかし、適応出来ずに辞めてしまう人がいることからも、快く思う人ばかりではないのでしょう。
過去に東谷氏が錦戸亮のイジメについて触れていましたが、その時も「スキンシップのつもりがやられている側は一生恨む」という内容が書かれておりました。
『錦戸亮って結構』
『イジメが酷かったらしいんすよ』
『イジメてる側はスキンシップやけど』
『やられてる側は一生妬みに思うっていう』
きっと、小野勝利くんにとっては村田監督の厳しい言葉が陰湿なイジメと受け取られてしまったのでしょう。
しかし、村田浩明監督は見込みのある選手にはお節介の如く辞めさせないようにする熱意のある人物。
村田監督の指導は熱意があるものの、選手によってはよく思われていなかったと見てとれます。



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