2022年1月27日、沖縄市の路上でバイクに乗っていた男子高校生が巡回中の警察官によって、右目を失明させられた事件が発生しました。
この高校生は「あいき」さんという名前が特定されていますが、調査を行なっていくと、あいきさんは「免許を持っているのに警察が先入観で暴行した」可能性が新たに明らかとなりました。


沖縄眼球破裂騒動のあいきさんは「無免許運転のレッテルを貼られた」
沖縄の眼球破裂騒動について、ツイッターではあいきさんが「無免許運転だったのではないか」という事が語られています。
『沖縄でバイク乗ってる若者は、無免許の割合が高い
高校生が中型や大型バイクに乗ってる場合、無免許で盗んだバイクを乗ってる可能性が高い
警察官に殴られて失明したと言ってる高校生も、スマホ修理店の店員のバイクを盗んだものだろう
捕まりたくないから嘘をついてるんじゃないかな?』
『高校生は無免許だったんじゃない?』
『高校生って無免許?』
失明した高校生のあいきさんについて、大多数が「無免許運転ではないか」と考えている様子が見られました。
ですが、実際にツイッターからも見られる通り「沖縄だから無免許運転者が多い」という主観的な決めつけに過ぎず、あいきさんが逃走した理由も「無免許がバレたくないから」と連想して考えられている様子が見られます。
むしろ、沖縄市は広い地域であり、基本的にバイクや自転車がなければ移動する事が出来ない地域です。
それゆえに、ツイッターでも「沖縄は高校生でも免許を持っている人が多い」事が書かれておりました。
『沖縄の高校生の話、真実を知りたいです。
高校生でバイクの免許取ってるの問題のようなツイートも見かけましたが、沖縄は公共交通機関があまりないので、原チャリとかバイクの免許高校生でも取る人たくさんいます。私の学生時代の友達も沖縄では高校時代から原チャリ普通に乗ってました。』
『あとバイクの免許(原付及び普通自動2輪)は16歳以上であれば所得可能。高校生がバイク乗ってる時点で無免許だと思ってる人が居る。
免許所得可否と乗車可否は学校の校則次第。
確か種子島の高校生はスーパーカブで登校してるとか?』
沖縄市の様に勾配がある地域は徒歩は勿論、自転車でも移動が厳しく、高校生にもなると、バイクに乗って移動しないと死活問題にも繋がることでしょう。
以上から、眼球破裂のあいきさんの「無免許運転」は「沖縄の若者=無免許運転者」というレッテルを貼られているからに過ぎず、実際はただの「決め付け」で無免許運転と考えられている可能性が高いです。
沖縄失明騒動のあいきさんは「インスタのヤンチャ行為で勘違いされた」
あいきさんらしきインスタは既に特定されており、確かにヤンチャな様子がインスタ内に幾つも見られます。
実際にウィリーしている様子が見られることからも、「暴走族=無免許運転」というレッテルを貼っているのでしょう。
しかし、実際にバイクに乗っていると思わしきインスタ画像を見ていくと、2人乗りであるにも関わらず、フルフェイスのヘルメットを被っているあいきさんの様子が見られました。
もしあいきさんが本当の暴走族であれば、ヘルメットをしないで走行するのが普通でしょう。
従って、あいきさんはやんちゃな様子が多く誤解されやすいものの、実際は要所でルールを守っている部分が見られました。
むしろ、要所でルールを守っている事からも「免許があった」可能性は否定できない事実なのでしょう。
宇都宮線で暴行事件を犯した犯罪者の宮本一馬でさえも、免許証はしっかりと保有しております。
そうなると、あいきさんが「無免許」と推測されているのは単なるこれまでのヤンチャな行為によるレッテルの様にも見られます。
沖縄失明騒動のあいきさんは被害者「警察が悪と決め付けて暴行」
あいきさんは「暴走族」と勘違いされて、警察から暴行を受けていた事は既に告発されています。
#拡散希望
私事で申し訳ないんですけど、
沖縄住みなんですが、地元の高校生が、暴走族と勘違いされて警官にボコボコに殴られて右目を失明させられました。
俺の友達の友達だったのですごいショックでした。なのに警察は高校生が悪いと嘘ついて、隠蔽しようとしてます。まじで拡散お願いします🙇♂️🙇♂️🙇♂️ pic.twitter.com/pHGrcQWbaX— 鷹党@かずき (@InykmxKrTi87WhM) January 27, 2022
『私事で申し訳ないんですけど、
沖縄住みなんですが、地元の高校生が、暴走族と勘違いされて警官にボコボコに殴られて右目を失明させられました。
俺の友達の友達だったのですごいショックでした。なのに警察は高校生が悪いと嘘ついて、隠蔽しようとしてます。まじで拡散お願いします🙇♂️🙇♂️🙇♂️』
高校生が暴走族に間違われて警官に暴行され失明。隠蔽しようとした警察に怒った若者達が300人以上集まり警察署を襲撃。機動隊が出動する騒ぎに。メディアで報じられる。もし本当に無実・無抵抗の高校生を人違いで暴行して重症を負わせたならひどい話である。それにしても…
沖縄卍リベンジャーズかよ pic.twitter.com/SDEclrZfTY
— Mitz (@hellomitz3) January 28, 2022
『高校生が暴走族に間違われて警官に暴行され失明。隠蔽しようとした警察に怒った若者達が300人以上集まり警察署を襲撃。機動隊が出動する騒ぎに。メディアで報じられる。もし本当に無実・無抵抗の高校生を人違いで暴行して重症を負わせたならひどい話である。それにしても…
沖縄卍リベンジャーズかよ』
あいきさんは無免許運転で襲われたのではなく、「暴走族」と間違えられたことによる暴行と見られていますが、あいきさんのインスタからも見られる通り、「暴走族」というレッテルを主観的に警官に見られた事が理由なのでしょう。
よって、「無免許運転だったのではないか」と考えられていることもあり、警察官に「主観的に」悪と決め付けて暴行したに違いありません。
沖縄眼球破裂事件の警官は「違法に警棒を使った」
ところで、警察官があいきさんに対して行なった「警棒」の暴行について、明らかに警察官の方がおかしいと見られる内容がツイッター内から発見されました。
『沖縄の高校生が失明した事件。
ヤフコメに、大量の権力に従順な『家畜』が現れていて笑った。家畜たちは、「警察が正しい」、「逃げるのが悪い」・・・と言っている。
①本来、『警棒』は規約上使えない
②目を失明させる位置に警棒があったとすれば、警棒を振り上げていた』
『もちろん、一人の場合もあるが、一人にも関わらずに警棒を伸ばした状態であることが説明つかない。警棒を伸ばすときには、かなりの重大事件の際にしか規約上できない。』
警察官は「警棒を伸ばした状態だった」と既に語られてはいるものの、本来警棒は重要な時にしか使用が出来ず、警棒を伸ばす際も「重大事件」にしか使用が出来ない事が書かれています。
当然ながら、高校生のあいきさんはまだまだ少年であり、とても「重大事件の指名手配犯」とはお世辞にも言う事が出来ない状況です。
実際にヤフーニュースでも「警棒」の使う場面は「逮捕状を執行する様な犯人に対してのみ」である事が書かれています。
『もう1つは、(1)凶悪な罪の犯人を逮捕する際、(2)逮捕状により逮捕する際、または(3)勾引状若しくは勾留状を執行する際、(a)その本人が当該警察官の職務の執行に対して抵抗し、もしくは逃亡しようとする場合、または(b)第三者がその者を逃がそうとして当該警察官に抵抗する場合、これを防ぎまたは逮捕するため他に手段がないと認めるときだ(同4条2項2号)。
これは、凶悪な罪の現行犯が警察官による逮捕を免れようと暴れた際に、警察官が逮捕するためには警棒を使用せざるを得ないというようなケースがその典型だ。』
(ヤフーニュース『沖縄高校生「失明」事故、警察官が「警棒」を使用できる条件は?』より抜粋)
高校生のあいきさんはその場で逃げてしまったものの、あくまで「補導」であり、逮捕目的ではありません。
従って、警察の「警棒」の使い方を見ると、明らかに今回のあいきさんの一件は「警棒で制圧」出来る様な状況ではありません。
沖縄失明騒動は「警察官の言動が明らかにおかしい」
失明をしたあいきさんに対して、「明らかに逃走しようとした高校生が悪い」というコメントが多々見られましたが、その一方で警察官の方が相対的にも明らかに「おかしい」と見られる内容が確認出来ます。
『③夜中に高校生がバイクを乗る行為は(無免許で無い限り)、全く問題ない
④警察官の『職質』は、拒否できる
⑤高校生の言っていることは比較的一貫しているが、警察官の言っていることは二転三転している
⑥調査に異常に長い時間がかかっている
⑦『目撃者なし』とあるが警察官は普通は二人行動』
ツイッター民が挙げている③〜⑦の内容を全て見ても、警察官の非があることは明らかです。
実際に失明したあいきさんの証言は「(警官に)いきなり殴られた恐怖で逃げた」と語っており、一貫して主張は変えていません。
しかし、反対に警察官は「右手が当たった」から最終的に「右手に警棒」を掴んでいた事まで、二転三転して主張を変えている様子が見られました。
『警察官の証言がコロコロ変わっているにも関わらず、警察官の証言に基づいて高校生を批判する行為は、いかがなものか??
警察官は「右手が当たった」
⬇
「一瞬のことで分からない」
⬇
「手に警棒を持っていた」
⬇
「警棒は伸ばした状態だった」』
『沖縄市宮里の路上で27日未明、男子高校生(17)の運転するバイクが巡回中の男性警察官(29)と接触、高校生の右眼球が破裂し失明した事案で、男性警察官が接触時、伸縮する警棒を伸ばした状態で右手に持ち「直進してきたバイクに向かって、両手を前に出して止めに入った。右手が強くぶつかった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。』
(ヤフーニュース『警察官、右手に警棒「強くぶつかった」 高校生失明 目撃者なく特定難航』より抜粋)
「右手が当たった」」と「右手に警棒を持っていた」では明らかに内容が異なり、警察の隠ぺい工作は見え見えである様子が見られます。
実際に元刑事の小川泰平氏ですらも、警察が暴行を行なっていた可能性が指摘されています。
『同氏は「少年のご家族や親族とお話をすることができました。家族でもコロナ禍で1日15分くらいしか面会できないそうですが、少年の意識はしっかりしており、話はできるということで、『右目と首あたりが痛い』と話しているそうです。実際に手術後の写真を見せていただいたのですが、右目の右側を見ると、棒状のようなもので殴打されたものではないかと、傷の具合から分かります」と指摘した。
小川氏は「少年側の話は一貫して同じです。当初、警察の発表では『警察官は警棒を左腰に付けていたままだった』として、警棒の使用すら認めていなかったが、それが徐々に変わってきている。31日夕方の時点で、『警察官は警棒を手にし、バイクを停止しようとしたが、一瞬のことで、どこに当たったか分からないと話している』になりました。警棒が少年の顔に当たったかどうかは、警棒の先端付近の血液反応を調べれば分かる。警棒を出したところに不可抗力で当たったのと、警棒を顔面めがけて振ったのとでは勢いが違うので調べれば分かる」と説明した。』
(ヤフーニュース『沖縄署騒ぎの発端「高校生が警棒で殴られ失明」、負傷画像から元刑事・小川泰平氏が食い違う警察発表に疑問』より抜粋)
元警察官でさえも、警官があいきさんに暴行していた可能性を提唱しており、警察は「暴力で静止が当たり前」と思われていた事がよくわかる内容です。
警察は国家権力を盾にして、やりたい放題の集団であり、政治家や上級国民にはおべっかを使う職業。
政治家や上級国民は逮捕出来ず、更には隠ぺいをしようとするのも警察の専売特許です。
以上からも、あいきさんは身なりから「暴走族だから無免許なんだろ」と警官に先入観を持たれて追い回されたのでしょう。
「無免許」についても、単にあいきさんが「ヤンチャ」という事から決めつけで考えられた内容に過ぎません。
【追記】沖縄高校生失明事件の真相は警官の暴行「アザらしき痕」
沖縄県の高校生、あいきさんが失明した事件について、新情報です。
入院中のあいきさんの顔画像からはアザらしき痕が残っていることが判明しました。
(ヤフーニュース『沖縄県警「警察官をかばうつもりは全くない」 高校生失明で初のコメント 署への投石も捜査』より抜粋)
これによって、警察官が明らかに暴行を加えたことは事実であり、「偶然当たった」とは言い難い状態である様子が見られます。
また、あいきさんの母親からの証言でも「警察官から殴られたのは一貫している」ことが書かれており、あいきさんへの暴行疑惑はますます現実味を増しています。
入院中の高校生の母親は県警の対応に「なぜ初動捜査の段階で重大事案として受け止めなかったのか。抗議がなければ、報道がなければ、単なる事故として処理されていたのではないか」と疑義を呈した。
「私たちは(高校生が訴えるように)『警察官に殴られたのではないか』と一貫して主張していて、それは変わらない」とも話した。
(ヤフーニュース『沖縄県警「警察官をかばうつもりは全くない」 高校生失明で初のコメント 署への投石も捜査』より抜粋)
ツイッターなどのSNSでは「高校生が嘘を付いているのではないか」という意見が見られる中で、現状も高校生や親族も主張を変えていません。
しかし、警察のコメントは「右手が当たった」→「警棒を持っていた」と二転三転した状況を語っており、明らかに警察官の主張が支離滅裂であることが窺えます。
よって、沖縄高校生失明事件の真相は警察官の理不尽な暴行によって発生したことが真実と言うべきでしょう。
新たな情報が分かり次第、追記していきます。



コメント
暴行を受けた状態が知りたい。バイクに乗っていないか乗っていたか、バイクは動かしていたか動かさなかったか。バイクを走らせていたと仮定して、バイクを止めようとしてどの様に警棒を出したかを。止めようとして警棒を運転者の前にだそうとしたのかなぐるようにしたのか。仮に前にだしたとしたらバイクのスピード如何によってどの程度の衝撃があるかを。事の真相が分からぬままに外部がかってに推測を押し広めれば解決が遠のくのではないか。熊本地震の時のライオンが逃げたとのSNSの拡散による情報混乱に輪をかけることにならないか冷静に考える必要があるのではないか。