2022年2月9日、西田真愛ちゃんに虐待を繰り返して死なせたとして、西田彩容疑者と船橋誠二容疑者が逮捕されました。
船橋せいじの生い立ちを調査していくと、幼少期から心の闇を抱えており、二面性を持っていたと見られる内容が次々と明らかになりました。
さらには偽善者を装ってやり過ごしていた人生だったことも判明しました。



船橋誠二幼少期は母子家庭「母親も知らない闇を抱えていた」
船橋誠二容疑者は1983年7月に生まれ、母親が女手一つで船橋誠二を育てたことが文春で明かされています。
(週刊文春『岡山5歳“鍋虐待”死 内縁夫の“二重家庭” 本妻の告白60分』より抜粋)
船橋誠二容疑者の母親は介護職を勤めで、父親は不在。
介護職について調べると、夜勤も多々ある職場環境であり、明らかに船橋誠二の母親は激務な中の子育てだったと見られる内容です。
『入居施設の場合は、勤務時間に夜勤が含まれるのが基本です。勤務時間はシフトごとに区切られています。
早番:07:00~16:00
日勤:09:00~18:00
遅番:11:00~20:00
夜勤:17:30~08:30
また、入居施設は2交代制勤務・3交代勤務・4交代制勤務のいずれかに分かれていることがほとんどです。勤務時間が分かれている理由は、職場の人員配置や忙しい時間帯に人材を確保しておくためといえます。』
そんな、過酷な労働環境の中で働いていた船橋誠二の母親は子育てにも追われ、船橋誠二を育てるのも苦労されたことでしょう。
しかし、同時に船橋誠二の様に「母子家庭で育った人間」かつ「母親が仕事で家を空ける時間が多くなる」ことで、育児に支障が生まれてしまうことも書かれておりました。
『シングルマザーが仕事で家を空ける時間が多くなり、育児に支障が出る
適切な声掛けができない状況が積み重なっていくことで、子供は寂しさや不安を募らせていきます。それが積もり積もって爆発してしまうと、非行に走る・・・なんてことも言われています。』
船橋誠二容疑者の母親は一般的には「激務」とされる介護職。
当然ながら、船橋誠二につきっきりで対応できる状態ではありません。
船橋誠二はそんな母親の頑張りを無にするかの如く、幼少期から見えない不安と闇を抱えた少年に成り下がってしまったのでしょう。
船橋せいじ中学時代は「リア充な学生生活だった」
船橋誠二の中学時代は明るい性格であり、運動神経も良かったことから、典型的なイケてる男子勢であったことが明らかとなりました。
『「不良というのではなくて、明るくて、子どもらしいいたずらをやる子だった。女子のスカートめくりをやって、先生に殴られていました。でも、人気者で友だちは多かったし、異性にも人気はありました。あんな酷いことをするなんて信じられない」
中学生になると、勉強の成績は普通だったがスポーツ万能で運動会などで目立つ存在だったという。』
(週刊女性PRIME『《岡山・女児虐待死》逮捕された母親と内縁関係にあった主犯の男には別の妻子が!男の“本妻”が激白「問い詰めるべきだった」』より抜粋)
更には、後の奥さんともなる女性と交際しており、中学の時点で既に彼女持ちだったことも文春で明かされております。
『実は中学時代、船橋は一学年上の女子生徒に憧れ、交際を始めた。』
以上から、船橋誠二の中学時代は一言で表せば、まさに典型的なリア充とも呼べる内容でしょう。
それは船橋誠二容疑者の髪型からも見られる通りです。
(週刊文春『岡山5歳“鍋虐待”死 内縁夫の“二重家庭” 本妻の告白60分』より抜粋)
幼少期から抱えていた船橋誠二容疑者の心の闇は中学時代の恵まれた友人関係によって、封じ込められていたに違いありません。
船橋誠二高校時代は影が薄かった「心の闇が表面化」
しかし、船橋誠二容疑者が中学卒業を控えた頃に、交際していた女性の妊娠が発覚してしまいます。
『中3の頃、彼女が妊娠してしまう。両家の話し合いの末、出産する道を選んだ彼女は99年2月、女児を産んだ。それは船橋が中学の卒業式を迎える約1カ月前のこと。この16歳でシングルマザーとなった女性こそ、前出の本妻、A子さんである。
A子さんが振り返る。
「当時、主人は15歳で、その後、岡山工業高校を卒業して就職し、1年くらい経ってから結婚しました。長女も可愛がっていました」
苦節5年を経て、2人は晴れて戸籍上も結ばれた。』
船橋誠二容疑者は中学卒業前に、学生でありながらも交際女性に妊娠させてしまいますが、結果として逃げずに生まれてきた子供を育てようとしていた様子が見られます。
中学卒業後、船橋誠二は岡山工業高校へ進学、卒業をしておりますが、岡山工業高校の爆サイを見てみると、「そんなやついたか分からない」というコメントが発見されました。
『船橋誠二っていう犯罪者が岡山工業高校を卒業したって文春にあったけど、そんなやついたか??
おれ、同じ高校で1983年生だが知らんぞそんなやつ』
船橋誠二容疑者は「そんなやついたか分からない」とまで言われるほどであり、よほど影の薄い高校生活だったと見られます。
実際に船橋誠二と同じクラスの同級生から証言がありましたが、「いたけど、そこまで目立ってなかった」ということが語られておりました。
目立ってなかったので、「本当に中学そんなヤンチャだったのかな」って疑問に思うくらいですよ(高校の同級生)』
船橋誠二の高校生活は中学の時と打って変わって、存在感がない様子が語られておりました。
中学時代に妊娠をさせてしまった交際相手の女性の為に、影を潜めていたのでしょう。
しかし、それと同時に船橋誠二は中学時代に見えなかった心の闇が高校生活で表面化してしまったのでしょう。
船橋誠二容疑者の高校時代はまさに、中学時代とは真逆の生活だった様子が見てとれます。
船橋誠二成人後は「偽善者へと成り下がった」
船橋誠二容疑者は高校卒業後に会社員となり、1年後に交際相手の女性と結婚しております。
会社勤めであったものの体を壊してしまい、内装工の職業に就いたことが明かされています。
その後は2人の子供にも恵まれて、一見順風満帆の様にも見えた様子でしたが、2020年頃に不倫をしていることが奥さんによって、明らかにされていました。
「帰りが遅くなり、朝方に帰ってくる生活に。『よそに女性がいるな』というのは感じていたけど問い詰めたりはしなかった」(同前)
奥さんは問い詰めることはなかったものの、船橋誠二は感づいたのか奥さんにあえて打ち明ける様子が暴露されておりました。
『「そういう関係の女がいて、その子の娘が救急搬送されてしまった。生活保護を受けている人やから、俺が面倒を見てたんや」
困惑するA子さんに対し、船橋は給料の一部を彼女に援助していると告げた。
「でも、彼女とは以前から別れ話をしていたそうです。向こうの親にも『彼女の(金銭的な)面倒を見てあげてください』と頼みに行くと。でも、別れ話をすると『薬を飲んで死んでやる』と言って引き止められる。彼女は病気を患っていて、それでズルズルと(交際が)長引いてしまった、自分が甘かったと話していました」(A子さん)』
船橋誠二は如何にも「自分は善意で西田彩に援助をしている」と言わんばかりの内容です。
しかし、実際にフタを開けてみると、明らかに奥さんに対して「嘘」を語っていたことが明らかにされています。
『だが船橋はその言葉とは裏腹の行動を取る。真愛ちゃんが救急搬送された後も西田の家に通っていたのだ。
「昨年9月以降は『子供のことがあるから会わないわけにはいかない』と。向こうから連絡が来たら『行くしかない』という感じで会いに行っていました。10月には『もしかしたら警察が来る』とも。一方で警察からは『普通に過ごしてください』と言われていたようでいつも通り仕事もしていた。事件については『虐待はしていない』と話していたのに……」(同前)』
奥さんでも知り得ない内容が明かされており、船橋誠二容疑者が善人を装っていたことは一目瞭然です。
まさに船橋誠二は偽善者であり、家族すらも騙していたと見られる内容です。
船橋誠司は「妻も知らない二面性を抱えていた」
船橋誠二容疑者について、奥さんは「自分の子供に手を出さない」ということが語られております。
『A子さんが目頭を押さえて口を開く。
「週1回の休みの日は車で子供たちを釣りに連れて行ったり、公園でキャッチボールをしたり、子煩悩なお父さんでした。子供たちも慕っていたんです。だから、今回の件は夫が本当にやったことなのか、信じられなくて……。子供に手をあげることなんてなかったし、怒ることはあっても叱る程度。仕事も内装工として真面目にやっていました」』
一見すると、子供思いのお父さん。
まさに奥さんからは理想的なお父さんとも見られている船橋誠二容疑者です。
しかし、実態は「自分の子供にも手を上げている」「殴っている様子を見て、性行為をしている」最低な一面が暴露されており、奥さんの語る内容とは全く逆の船橋誠二容疑者の隠れた本性が見られます。
【関連記事】船橋誠二容疑者(岡山県)は妻子持ちだった「自分の子供を殴って興奮してた」
船橋誠二容疑者は外面は非常に良いお父さんにも見えますが、実際には自分の子供を殴っていたことについて、奥さんは知り得ない情報なのでしょう。
実際に船橋誠二容疑者は偽善者ぶって「西田彩と仕方なく不倫をしていた」ことを奥さんに語っていますが、奥さんにも「嘘」をついておりました。
船橋誠二容疑者が明らかな嘘付きと見られる内容は「児童相談所に対しての受け答え」からも読み取れる内容です。
『「岡山市の児童相談所は、3年前の19年6月に当時3歳だった真愛ちゃんへの育児放棄(ネグレクト)の疑いがあるとして、西田容疑者へ書面で通告したと公表しています。児相が面接すると、真愛ちゃんの額に10円玉ほどのアザがあったそうですが、西田容疑者は『どこかでぶつけたかもしれない』と説明。船橋容疑者については『そんな人はいない』と存在を否定したそうです。
さらに翌20年9月には、墓地で女児が屋外で激しく叱責されているとの通報があり(前述のエピソード)、児相は14日間真愛ちゃんを保護しました。この時、児相は初めて船橋容疑者と面談。しかし両容疑者は反省していたようで、保護を解除されています。その後、西田容疑者とは3~4ヵ月に一度面談していましたが、船橋容疑者とは電話で1回話しただけだそうです」(同前)』
(FRIDAY『5歳女児の顔を殴り墓場で全裸に…「ヤバすぎる虐待事件の全容」』より抜粋)
船橋誠二容疑者は奥さんですらも知らない顔を持つ二面性の側面を持った人物であることはもはや明らかです。
そう考えると、何も知らずに騙され続けていた奥さんが非常にかわいそうであり、不憫でなりません。
ところで話は変わりますが、私には学生時代の時に付き合っていた元彼女がおります。
その元彼女が既婚者のお笑い芸人と付き合っていることについて、記者時代に相談を受けたことがありました。
元彼女はその既婚男性から「妻と別れるので、結婚しよう」とアプローチを受け、その男性が本当に信用できる人物なのか調査してほしいと私に相談を依頼してきたことがありました。
男性を色々調査していたのですが、お笑い芸人の後輩に対してパワハラは当たり前で、いろんな女性にアプローチをしていた人物だということが発覚。
その旨を元彼女に伝えた時、あまりにも衝撃的な事実に涙を流しておりました。
まさに船橋誠二容疑者の奥さんも「船橋誠二が虐待をしている」という事実に悲しみのあまり泣いていたことでしょう。
そう考えると、私の元彼女の境遇とよく似ており、二面性のある男に騙されてしまった奥さんがあまりにも可哀想でなりません。




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